NHKのニュースで取り上げられていたのが、日立製作所が新たに設立する新会社【ハピネスプラネット】が人の幸福度を計測する独自の新技術を手掛けるぞ、という話題。
記事によると、この新会社が手掛けるスマートフォンアプリを使うと、本人すら気付かない体の揺れや動きを計測し他人とのコミュニケーションをどのようにとったかが分析できるとのこと。
分析によって周りの人の幸せにどれだけ貢献したかを「ハピネス関係度」として数値で表すことができるのだそうだ。
そして、10年を超える実証実験の結果、数値が高い人が多いほど組織が活性化するという関連性が確認されているということなのだと。
やぎはかねてから、人の幸せの度合いを【幸せメーター】のような目で見えるような形にできれば素敵だろうなと考えているし、ここでも披露したこともある。
アプローチの仕方や求める方向性に違いはあろうとも、【人間の幸せ】という無形の価値観に目が向けられることは大賛成なのだ。
しかし、日々の生活の中でふとした時に実感できる【幸せ】と、仕事中にスマホで感知できる【幸せ】が同じでものであるとは思えないので少し残念なのだが、ビジネスユースの側面に重心が置かれてしまうのは仕方が無い事なのだろう。
せっかく目が向けられることになったのだから、そもそも【幸せ】という尺度をどういう視点で見るべきなのか掘り下げる機会にぜひしておきたい。
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