働き方改革関連法が施工されて1ケ月経過しましたね!
皆さんの職場では何か変化があったでしょうか?
「改革」という言葉が用いられる以上は何かしらのイノベーションが伴ってしかるべきと思うのですが、実際は口だけの法律なのでしょうね。
今の労働環境は「労働意識」のイノベーションがなければ変わらないと思っています。
終身雇用で守られた働き手の意識は従来と変わりっこないでしょうからね。
僕的には「働き方」の改革というより、雇われている人達の意識をどう変えるのか!の問題にしか見えません。
わかりやすく簡単に表現します。
今の雇用契約は、毎日与えられた仕事をこなすだけの「タイムワーカー」契約です。
正社員と言ったって、与えられた仕事をこなすために自分の持ち時間を切り売りするだけなんだから、パートタイマーと何ら変わりありません。定時が来れば帰れるし、定時が過ぎれば残業が付く。
仕事の成果や会社への貢献なんて評価は直接的にはありません。その辺の評価は昇給や昇格といった間接的な面で考慮されますから。
僕は会社の経営サイドの人間です。計画した売上がなければ社員への給与なんて払えないのです。
正社員として雇用する場合は、売上に対して貢献してくれる社員とし、報酬は成果と直結です。それ以外のワーカーは資格があろうとなかろうと契約社員とします。
大きな会社であろうと、小さな会社であろうと、1日8時間、1週間40時間という枠組みで労働する社員はパートタイマーであり、契約社員として処遇すべきで、他方時間の枠組みはなく、計画した売上を達成するために働いてくれる社員たちを正社員として報いるのが正しいと考えべきでしょう。そうなれば今現在労働法に守られ、労働者の権利!などと威張っている輩はみんなパートタイマー扱いになるでしょうね。
今の「会社員」たちは法律的にはとてもよく守られています。
中には長時間労働やパワーハラスメントに遭い苦しい思いをしている方も居られるようですが、でもそんな会社はいつでも辞めれば済むことなのです。
「正社員」や「契約社員」といった言葉に囚われている方もいらっしゃるようですが、与えられた仕事しかできないのか、自分で会社の売上に貢献できるのか、自分はどちらなのかをちゃんと自覚した方が良いことは間違いありませんよ。
by黒やぎ