“良さま”といえば、あの方しかいらっしゃいませんよね。
そうあの方です。
決してやぎの本名にも“りょう”が付くからといったって、やぎの事ではありません。
本題にまいりましょう。
良さまこと、杉 良太郎氏は現在74歳でいらっしゃるそうで、
昨今かなりの頻度で発生する暴走事故から我が身を照らし
「事故を起こす前に」と運転免許証の返納を決断されたそうです。
多くの人はこの決断を素晴らしいことと、評価されるのでしょう。
実際、エラーを起こすまえにその可能性を排除される決断は評価されて良いと思います。
ですが、巷での関心は「高齢者の起こす事故」というカテゴリーに
区分されてしまっているのではないでしょうか?
問題の本質は実はそこでは無いのですよ。
本当の問題は「オートマ車」の操作間違いによる暴走事故をどうするか?なのですよ。
そう思いませんか?
実際、操作間違いは圧倒的に高齢者に多いのかもしれません。
でも、若年齢者の運転における「オートマ車」の操作間違いだって普通に起こっているはずです。
かくいうやぎも実際「オートマ車」の操作間違いをしたことがあるんです。
まだまだ若造だと自負しているのに(汗)
であるならば、高齢者の自主的な免許証返納を期待するというよりは、
たとえば70歳以上は「オートマ車の運転を禁止する(マニュアルミッション車に限定する)」
そんな方向に道交法を改正することが効果的なんじゃないの?
マニュアルミッション車であれば、クラッチをつながなければ発進しません
操作を間違えば「エンスト」を起こします。
ブレーキとアクセルを踏み間違える暴走事故が多いのであれば、
かなりの数の事故がこれで防げるはずでしょう。
そして「マニュアルミッション車なんて運転できません」という人には
じゃぁ免許証返納してね! で決着です。
不慮の事故から多くの人命を守るためには、
対処療法ではなく事の本質をちゃんと改善すべきだ思っているワケです。
by黒やぎ