巷ではボーナスの季節だったようですね。先日移動中の電車内で社会人の若手さんとその上司さんの会話が耳に入ってきました。
話しの内容は、概ね上司が若手にいろいろと人生の先輩としてアドバイスをしてあげてるといった感じでポイントを紹介しますと、
- ボーナスで小額NISAを始めること
- 住宅は決して購入してはいけないこと
こんなことでした(笑)
投資に関しては、債権など利回りの低いものに投資するとリターンが少ないから投資の意味が無い。
住宅に関しては、住宅ローンの返済はしんどい、賃貸だったら将来の外壁修繕もしなくていいいし、設備が壊れたら家主が直してくれるから負担が少ない。 --こんな感じ。
まぁ、考え方自体は「みんなちがって、みんないい」(注、金子みすず氏の著作物より)ということだけど、あまりにも上司さんの考え方がネガティブ側に触れている?? のが気になって仕方がありません(笑)
人生これからの若手さんにする話では無いんじゃないかなと思うわけで。
物事にはそれぞれ長所と短所があるわけで、どう選択するかは何を重視するかによって求めるものが違うのだから、決め付けちゃイカンと思うんですよね。
たとえば投資に関しては、米経済が堅調な今だから純金投資という堅い手段もありますし、安全な債権にも分散することを勧めるほうが良いだろうし、
住宅に関しては、年金生活になって家賃が払えるんかい?という考え方もありますからね。
年長者として若者にアドバイスするなら、ポジティブな意見を聞かしてやって欲しいよね。いい歳をしてネガティブな話しかできないってのも悲しい気がします。
やぎ